2026年5月21日、カクゴ株式会社では、HILLTOP株式会社の相談役山本昌作様 を講師にお招きし、
「製造業の脱属人化講演会」を開催いたしました。
当日は、製造業の経営者様・製造の責任者様を中心に、多くの方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
講演内容
今回の講演会では、単なる「成功事例紹介」ではなく、
- なぜ脱属人化が必要なのか
- 脱属人化のために実践したこと
- 経営者は何を覚悟しなければならないのか
- 人を育てる心構え
といった、本質的なテーマについてお話しいただきました。
会場では、参加者の皆様が真剣にメモを取る姿が非常に印象的でした。
特に、
- ジョブローテーションによる脱属人化
- 徹底した数値化
といった具体的なお話では、多くの方が驚かれていました。

また、講演後の質疑応答では、
- 「どこから着手すればいいのか」
- 「どのように社員に向き合ったら良いのか」
- 「ジョブローテーションをすると効率が落ちるのではないか」
など、予定時間を超えるほど多くの質問が飛び交い、参加者の皆様の関心の高さを感じる時間となりました。

脱属人化=標準化、ではない
今回の講演で特に印象的だったのは、
「脱属人化とは、人を不要にすることではない」
という考え方でした。
一般的に「脱属人化」という言葉には、
- マニュアル化
- 標準化
- 誰でもできる化
といったイメージが持たれがちです。
しかし実際には、
- 技術を見える化する
- ノウハウを共有できる状態にする
- 人が育つ環境をつくる
- 改善が継続できる組織にする
ことこそが、本来の脱属人化の本質であると感じました。
属人化を放置した結果、現場が疲弊し、改善が止まり、会社全体の成長が鈍化してしまう。
だからこそ、「人に依存し続ける組織」から抜け出す必要があるのだと思います。
「現場任せ」にしない経営者の覚悟
講演の中では、技術や仕組みの話だけではなく、経営者としての姿勢についても多くのお話をいただきました。
特に印象的だったのは、
- 経営者が覚悟を決めて脱属人化を進めるしかないこと
- 一時的に非効率になる場面があること
- それでも未来のために進める必要があること
という点です。
経営者自身が、
- なぜ変えるのか
- どんな会社を目指すのか
- 何を守り、何を変えるのか
を言葉にし続ける必要があります。
その覚悟がある会社ほど、改善が文化として定着していくのだと改めて感じました。
「理論」だけで終わらせないために
今回の講演会は、“脱属人化の考え方を学ぶ場”として開催しました。
そして次回は、実際に脱属人化を推進してきた現場を見るため、7月8日に HILLTOP 様の見学会を実施いたします。
講演で学んだ、
- 理論
- 考え方
- 経営者の覚悟
- 改善の積み重ね
が、実際の現場でどのように形になっているのかを体感していただける機会になると考えています。
最後に
製造業を取り巻く環境は、今後さらに大きく変化していきます。
人材不足、技術継承、原価高騰、外部環境の変化。
その中で、属人的な運営だけでは限界を迎える企業も増えていくと思います。
だからこそ今必要なのは、
「優秀な誰かに頼る組織」ではなく、
「人が育ち、改善が継続できる組織」をつくること。
今回の講演会が、そのきっかけの一つになっていれば幸いです。
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