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2025.7.15

固定費は「悪」じゃない。今こそ必要な“健全なコスト”の考え方

2025.7.15

企業において固定費は「削減すべき対象」と誤解されがちですが、実は企業理念の実現や価値の向上、人財育成を支える“土台”でもあります。固定費の意味とその役割を見直し、付加価値とのバランスを重視した社内の取り組みをご紹介します。

固定費とは、
営業活動の有無にかかわらず発生する費用のことです。たとえば、家で言うなら「水道・光熱費の基本料金」と同じで、活動しなくても必要な費用です。
代表的なものには、人件費・家賃・通信費・減価償却費などがあります。

付加価値との関係性
固定費を下げることには限界があります。
むしろ重要なのは、固定費と付加価値のバランスを考え、固定費以上の付加価値を生み出し続けることです。

社内の取り組み
弊社では、固定費を「付加価値を上げる為の投資」、「未来の価値への投資」として捉えています。
その一例が以下のような取り組みです:

・社員採用、育成に注力
→ 教育、採用、研修旅行、制度設計などに投資

・固定費の半数以上を占める人件費の効率化、好循環
→ 想定費用内で最大の成果を上げる為の「成果につながる時間の使い方」にこだわる

・固定費の予実、内訳の把握
→ とりあえず、なんとなく、ではなく使途を把握。また予実を掴むことでより精度の高い計画に繋げる

「固定費=削るべきコスト」はもう古い
固定費は「コスト削減の対象」ではなく、「理念の実現、価値の向上、人財育成のために活用すべき経営資源」です。
数字に振り回されるのではなく、「何のために必要か?」という視点を共有することが、理念を体現する社風や、主体的に動ける社員の育成にもつながっていきます。

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