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2026.7.3

入社3か月で転職活動?採用現場で見えた「定着しない時代」の現実

2026.7.3

私たちは人財採用サービスを行っているため、日々さまざまな求職者の職務経歴を見る機会があります。

そこで最近驚くのが、

「入社してまだ3か月なのに転職を希望している人」

が珍しくないことです。

また、1〜2年ごとに転職を繰り返している方も少なくありません。

もちろん転職自体が悪いことではありません。自分に合った環境を探すことも大切です。

しかし、その一方で企業側も考えなければならないことがあります。

人は給料だけで辞めているわけではない

DODAが公表している転職理由ランキング(2025年度版)では、

1位 給与への不満

2位 労働時間への不満

3位 成果への評価への不満

4位 尊敬できる人がいない

5位 社内の雰囲気が悪い

となっています。

興味深いのは、上位5つのうち3つが「人」や「組織」に関する理由であることです。

給与や労働時間の改善はもちろん重要です。

しかし実際には、

  • 自分の頑張りが評価されない
  • 成長できると実感できる先輩や上司がいない
  • 相談できる環境がない
  • 組織とのつながりを感じられない

といった理由で離職している人も多いのです。

採用して終わりになっていないだろうか

採用に苦労している企業は増えています。

求人広告を出す。

スカウトを送る。

採用サイトを整備する。

一方で、入社後について聞くと、

「現場に任せています」

という会社も少なくありません。

新人が入社したら現場へ引き継ぎ。

あとは忙しい現場が教育を担当する。

会社として育成方針や対話の仕組みがない。

これでは、社員は何を期待されているのか分からず、不安を抱えたまま働くことになります。

そしてその不安の先にあるのが、転職サイトへの登録です。

人は仕事ではなく孤独で辞める

私たちがお客様企業の改善支援を行う中でも感じるのは、

「仕事が大変だから辞める人」よりも、「誰も自分を見てくれていないと感じて辞める人」の方が多い

ということです。

何を期待されているのか分からない。

頑張っても評価されない。

困っていても相談できない。

こうした状態が続けば、会社への信頼は少しずつ失われていきます。

定着率は採用力ではなく育成力で決まる

カクゴでは、採用はゴールではなくスタートだと考えています。

だからこそ、

  • 目標設定
  • 定期的な面談
  • 評価制度の運用
  • 研修や育成

といった仕組みを通じて、入社後の成長を支援しています。

採用難の時代だからこそ、採用手法ばかりに目が向きがちです。

しかし本当に重要なのは、

「入社した人が、この会社で頑張りたいと思える環境をつくれているか」

ではないでしょうか。

転職理由ランキングの上位を見ると、給与以外の多くは企業の関わり方で改善できる項目です。

採用できる会社よりも、定着する会社へ。

これからの採用活動には、その視点がますます求められていると感じます。

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