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2025.12.5

世代間ギャップは「諦めなければ」乗り越えられる ― 1on1と心理的安全性がつくる本音で語り合う職場 ―

2025.12.5

最近、「世代間ギャップ」という言葉をよく耳にするようになりました。
価値観が違うから仕方ない、今どきの若者だから、昔の人は頑固だから…。
そんなふうに“分断”の理由として使われてしまうこともあります。

でも本当にそうでしょうか?

ギャップは価値観の差が原因ではなく、対話を諦めた瞬間に生まれるとカクゴは考えます。

昔はなぜうまくいっていたのか?

少し前までは、世代が違ってもなんだかんだうまくいっていました。
それは、次のような環境が自然と整っていたからです。

・一緒に働く時間が長く、コミュニケーション量が多かった

・チームとしての目的が共有されていた

・上司と部下の距離が近く、対話の場が日常にあった

つまり、
本音を交わす機会が勝手に担保されていたのです。

違いがあっても、一緒に乗り越えることが当たり前でした。

今、なぜ難しくなったのか?

一方、今の働き方は大きく変化しました。

・働き方やキャリア観の多様化

・リソース不足により余裕がない

・コミュニケーションがチャット中心

・職場でもプライベートでも分断が起きやすい

・“自分の正しさ”を主張しやすい社会

結果として
自動的に対話が生まれる環境ではなくなったのです。

だからこそ必要な「1on1」と「心理的安全性」

昔は制度がなくても自然にできていた対話。
今はそれを意図的に設計しなければ成り立ちません。

その鍵となるのがこの2つ。

1on1という『仕組み』
心理的安全性という『土台』

制度だけあっても本音は出ない。
安心感だけあっても前進しない。

向き合い続ける関係性の中での対話が何より大切です。

世代間ギャップは「諦めない力」で超えられる

世代の違いは言い訳にできません。
違いを理解しようとし、向き合い続けること。

昔はコミュニケーションを諦めなかったから、うまくいっていた。

そして今こそ、
意図して「対話の場」を設計すべきときです。

1on1は、制度ではなく対話の文化です。
誰かの考えを押し付けるのではなく、
相手の目で、相手の心で、一緒に未来を見るための場。

諦めない対話が、組織の未来を変えていきます。

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