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2025.6.25

「本題に入る前の“ひと呼吸”が信頼をつくる」―人間関係を育てる“イントロ”の力に再注目

2025.6.25

ビジネス現場では、効率重視の風潮により“本題に直行”する場面が増えています。しかし、信用信頼や風通しの良い職場の人間関係を築くことは、成果に直結します。弊社では、お客様や社内での会話における“イントロ”を重視し続けながら、社員育成・人財育成の視点からも社内文化として根付かせています。

■本題に繋げ、事を上手く運ぶ為に
会議や打合せ、提案や報告において、「本題」への導入は相手に安心感や興味を持ってもらう潤滑油です。ただ結論を述べるだけでは心に響かず、信頼関係も深まりません。イントロを通して「この人の話を聞きたい」と思ってもらうことが、物事をスムーズに進める鍵になります。

■なぜ今イントロが軽視されるのか
タイパ思考やリモート化の浸透により、コンテンツや会話にも効率化が求められるようになりました。「早く本題に」「とりあえず結論を」「要点だけでいい」といった空気が、イントロの重要性を見失わせています。しかし、それが結果的に“風通しの悪さ”や“信頼関係なき人間関係”を生む一因にもなっているのです。

■カクゴの実践事例
弊社の代表は、どのような会話でもすぐに本題に入らず、相手との距離を縮めるイントロを大切にしています。ちょっとした雑談や相手の変化に対する声掛けなどが、信頼関係を築く土台となっています。また社内では、業務を“本題”と捉えた場合の前段として「感謝の会(社内食事会)」を定期開催。社員同士が肩の力を抜いて本音で話し合い、日頃の感謝や反省を伝える場が風通しの良い職場づくりと人財育成に直結しています。

■最後に
“イントロ”は単なる会話の前置きではなく、信用信頼を築き、お客様や社内での人間関係を育てるための大切な要素です。私たちは、この考え方を社内文化として取り入れ、社員育成・人財育成にも生かしています。変化の激しい時代だからこそ、あえて“遠回り”のように思えるイントロにこそ、本質的な価値があると考えています。

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