「フリーアドレスにしたけど、結局みんな同じ席に座っている」
お客様からよく聞く声です。
制度としてはフリーアドレスを導入しているのに、実態は“暗黙の固定席”になっている。
実は、カクゴも同じ状態を経験しています。
フリーアドレスの勘違い
多くの会社が、「席を自由にすればコミュニケーションが増える」と考えます。
ですが実際は違います。
働き方が変わっていない状態で席だけ変えても、何も変わりません。
むしろ人は、安心できる場所に戻ろうとします。
結果として、半固定席になります。
カクゴでも最初は“半固定席”だった
カクゴでは、「横断的にサービスを提供したい」という考えから
旧社屋の時代からフリーアドレスを導入しました。
しかし、実態はうまくいきませんでした。
理由はシンプルです。
働き方がバラバラだったからです。
・横断的に動く人 → フリーアドレスに適応
・自分の役割だけで完結する人 → 固定席に寄る
つまり、
フリーアドレスに適応できるかどうかは“人”ではなく“仕事の構造”だったのです。
働き方がすべてを決める
そこで私たちは気づきました。
フリーアドレスを定着させるには、レイアウトではなく
「働き方そのもの」を変える必要がある
ということです。
カクゴが2年間徹底したこと
カクゴでは約2年かけて、次のことを徹底しました。
・役割を分断しない
・部署やグループではなく「お客様への価値」で考える
・横断的に関わることを前提にした育成・研修
・複数サービスを扱うことが当たり前の状態づくり
この積み重ねによって、
“誰かに任せる”ではなく
“自分ごととして関わる”文化ができていきました。
実際に起きた変化
その結果、現場でこんな変化が起きました。
保全の主担当が、あるお客様との会話の中で
営繕修繕の相談だけでなく
・メンテナンスの話
・採用の話
まで自然に広げることができ、結果として新たな契約につながりました。
これは、「席を変えたから」ではなく
“関わり方”が変わったから起きた変化です。
新社屋で一気に定着した理由
そして新社屋では、この働き方に合わせて空間設計を最適化しました。
旧社屋では“無理やり”やっていたことが、自然にできる環境になった。
これによって、フリーアドレスは一気に定着しました。
今では、どの社員も、毎日違う席に座ることが当たり前になっています。
フリーアドレスは、
「制度」でも「レイアウト」でもありません。
働き方の結果として現れる“状態”です。
・横断的に価値を提供する組織なのか
・役割の中だけで完結する組織なのか
この違いが、そのまま表れます。
もしフリーアドレスが定着しないのであれば、
見直すべきは席ではなく、働き方そのものかもしれません。

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