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2023.4.28

会社の存続発展と自分の生涯幸福はなぜつながるのか?【役員スピーチ】

2023.4.28

カクゴ株式会社には「我が社のミッション」というものがあり、そこには“お客様の永続発展”“カクゴの永続発展”“社員の生涯幸福”のすべてがつながって実現することへの想いが込められています。

そのミッションを実現するためには、利己や自己(自社)中心ではなく、お客様がより良くなるためにカクゴは何ができるのか、カクゴがより良くなるために社員ひとりひとりは何ができるのかを考え行動し続ける必要があります。

しかし、時に社内から「自分が幸せになることと、会社が目標を達成することが、つながっている実感がない」「自分を犠牲にして会社のために頑張らないといけないということなの?」というような声が上がることも。

今回は、そんな疑問に答える形で取締役の井手が社内の研修で社員に説明した内容を一部抜粋しご紹介します。

 

■取締役 井手のスピーチ

まずはじめにお伝えしたいことは、私は利己的な考えの人間であるということです。私が言っている“利己的な考え”とは何かというと、「自分自身が幸せになりたい」「自分の人生を豊かに幸せに暮らしていきたい」「家族も幸せにしたい」ということです。

そのためには、自分の心と体の健康も大事にして、収入も安定的にしていきたい、さらに言えば収入を増やし、家族とともにより一層の物心両面の豊かさを手に入れていきたいと思っています。これは、隠すことでもないですし、今後も変わらないと思います。

そういう意味で“利己的な想い”を持っているということです。

では、そんな井手家が、その利己的な想いを実現する=物心両面の豊かさを手に入れるためにはどうすればよいでしょうか?

所属している会社=カクゴが存続発展していかなければ、そこから対価としていただく給与も上がるわけがありません。“会社の業績はどうであれ、私は高い給与がもらいたい。会社が利益を出すかどうかは自分には関係ない”なんて、そんな理屈は通用しないですよね。

私たちは、会社の業績が上がることで、昇給や賞与などの還元を受けています。それは、カクゴだけでなくどんな会社でも同じことです。社員と会社は、そういう関係にあるということです。

つまり、所属する会社が良くなることを考え行動していけば、その先で自分や家族の幸せに還ってくるということです。逆の言い方をすれば、自分や家族の幸せ・夢を実現したいのであれば、利己的な欲求をいったん横に置いておき、所属する会社が良くなることを考えていくことです。そうでなければ、利己の理想の実現もありません。

これは、お客様とカクゴの関係も同じです。カクゴだけが良くなればいいということは通用しません。商売・商いは、お客様がいて成り立つものです。お客様がより良くなって、利益を生み、投資にお金を使えるようになる。その投資先としてカクゴを選んでいただけることにつながります。

お客様の利になることを提供してお客様により良くなっていただき、その一部を対価としてカクゴがいただく。その関係は、私と会社、会社とお客様も同じことです。

ここで誤解をしないでほしいことがあります。「会社がより良くなるために考えて行動しよう」というのは、「自分の欲求を“捨てて”会社のことだけを考えろ」ということではないのです。

同じく、「お客様のことを最優先に考えてほしい/考えないといけないよ」というのは、「カクゴのことを考えなくていい」ということではありません。

これは全部つながっていて、お客様が良くなるからカクゴも良くなり、カクゴが良くなるから私も良くなり、最終的に自分の幸せにつながるのです。

だから、自分の幸せを実現したいならば会社が良くなることを考え、会社が良くなることを考えるならばお客様が良くなることを考えていかないといけないということがわかってもらえますでしょうか。そしてそれは、自分を犠牲にして自分のことよりもお客様やカクゴのことを優先的に考えなさいと言っているわけじゃないということです。

お客様の利になることはカクゴの利になるし、カクゴの利になることは一人ひとり皆さんの利になる、私たちはそういう関係なのです。

そうやって常に相手(私⇒会社、会社⇒お客様)のことを考えて仕事に取り組むことで、最終的に個人の幸せや家族の幸せにつながる、そういうことが伝えたくて今日の話をさせてもらいました。

幸せになりたくない人はいないと思います。家族を幸せにしたくない人もいないと思います。幸せになりたい、理想を実現したいのだとしたら、所属している会社が良くなるように考え、お客様が良くなることを考えていきましょう。

毎月のこの研修では、会社を存続発展させていくための経営方針や単年度・中長期の目標のことを中心に伝えていますが、その根底には社員一人ひとりの幸せの実現を願う、経営責任者の想いが込められていることを忘れないでいてほしいです。

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